コラム

不正出血の原因と予防!

風俗店で働くときには、
健康上のあらゆるリスクが付きものです。
頑張って働いた分、高収入は約束されていますが
体調管理は自己責任。

もちろん、サービスに入る前の簡単な性病検査でその大部分は予防できますが、接客回数が多くなってくると、「不正出血」に悩まされることも出てきます。

出血とは、生理のとき以外に女性器から血が出ることを指します。
原因は様々ですが、もっとも多いのがホルモンバランスの乱れによる出血です。

「機能性出血」とも呼ばれ、ストレスや疲労がうまくリセットできずに、
自律神経が参ってしまうことで、性器から血が出ることがあります。
ちょっと難しい話になりますが、ホルモンの分泌と、身体の緊張と緩和を
司る自律神経は脳の「視床下部」という部位から繋がっています。

そのために、心や体が疲れると、ホルモンバランスも同時に乱れて、出血が起きるのです。
もし「今週は頑張りすぎたかも…」と思ったら、不正出血があることをお店のスタッフに相談してみましょう。

生理中は、お店もお客さんに不快感を与えないためにお休みさせてくれますが、同じように不正出血があるときも、女の子を気遣って対応してくれます。

ただ、風俗業界でよくある不正出血で、その原因としてもっとも多いのは、どちらかといえば「器質性出血」という、性器・子宮にまつわる病気によるものです。

表現は悪いですが、「やりだこ」と呼ばれる子宮筋腫、あるいは子宮内膜炎が一番に疑われます。本番のない風俗でも、過剰な指入れのために、子宮内が炎症を起こすことがあります。

もしかすると感染症の一種である、クラミジアによる出血かもしれません。
「器質性出血」を予防する方法は、指入れを勘弁してもらうしかないでしょう。

しかし、業種上難しいのでハードな指入れをされた後は、無理せず休息を取るようにしてください。
予約のお客様が続いていて、早上がり(早退)が難しい場合は、こちらからお客さんに、「今日はたっぷりとサービスしますね」と迫ってプレイの主導権を握れば、指入れの回避はもそう難しくありません。

ストレスによる機能性出血、あるいは器質性出血のどちらの場合でも、婦人科を受診することをおすすめします。

病気の場合は薬を処方してもらわなければ治りませんし、放置しておくと後から「不妊」の原因となることもあります。
性病検査でクラミジアが発覚した場合は、お店としても治療中は働かせてくれないので、隠すのも良くありません。

「よくあること」と言っては身も蓋もないですが、風俗業界で生きている女性は多かれ少なかれ、不正出血を経験しています。
特におそろしい危険につながることはほとんどないので、「今回はちょっと運が悪かった」と割り切り、身体を休ませましょう。